私たちの仕事は、雨漏りから家を守り、その美しさを長く保つことです。
特に屋根や外壁の「板金仕事」は雨水の侵入を防ぐ非常に大事な役割を担っています。
今回は、そんな繊細かつ重要な作業を支える、板金職人の「相棒」たちの一部を紹介します!

 

1.掴つかみ箸ばし 力を伝える「手の代わり」

写真の中央にある、柄がオレンジ色のハサミのような工具が「掴み箸(通称:つかみ)」です。
これは、金属板(板金)を曲げたり、挟んで形を整えたりするために使います。職人の力加減と微調整の技術が直接反映される、まさに手の延長のような道具です。
・POINT:隅の処理や複雑な形状の加工、ミリ単位の精度が求められる場面で大活躍します。

 

2.切きり箸ばし 鋭い切れ味で形を生み出す

右下の黒い工具は、「切り箸」または「板金鋏はさみ・金鋏ばさみ」と呼ばれるものです。
その名の通り、金属板を切断するために使います。しかし、ただ切るだけでなく、切断面を滑らかにし、他の部材と隙間なく結合するための「職人の腕」が試される道具でもあります。美しい仕上がりは、この一丁の切れ味から生まれます。

 

3.二発止型定規と鉛筆−精度を司る基本の「き」

写真の左上にあるのが「二発止型定規(通称:スコヤ)」という直角を測る定規、そしてもちろん鉛筆も欠かせません。
どんなに素晴らしい技術があっても、正確な「墨出し」(寸法を測り、印をつける作業)ができなければ、美しい施工はできません。このスコヤと鉛筆で正確な線を引くことが、後の加工の精度を決定づけます。

 

道具へのこだわりが、品質へのこだわり。

私たち職人は、これらの「相棒」たちを大切に手入れし、常に最高の状態で仕事に臨みます。
道具は、職人の技術を最大限に引き出すためのもの。この道具にこだわる姿勢こそが、お客様の大切な住まいを「正確に、美しく、長持ちさせる」ための銅一板金工業所のこだわりです。
板金工事をはじめ、外壁・屋根のことで気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。